【ここから本文】
![神戸新聞[外部サイト]](http://www.jwn.ne.jp/images/img_press_kobe-np.gif)
2009年11月02日
日中韓3カ国の防災担当閣僚級による初会合がこのほど、神戸市中央区内のホテルで開かれた。前原誠司・防災担当相と中国の羅平飛・民政部副部長、韓国の朴演守(パク・ヨンス)・消防防災庁長が出席。防災協力の強化に向け、災害発生時に各国が提供する衛星情報の効果的な運用について、連携の可能性を検討することなどを確認した。
閣僚級会合は、昨年12月の日中韓首脳会談で、防災協力を具体化するため、持ち回りでの定期開催を決定。初会合は日本側が阪神・淡路大震災を経験した神戸での開催を提案し、中韓両国が合意していた。
初会合の冒頭あいさつで、前原防災担当相は「防災をしっかり考える地でもある神戸で、第1回会合を開くことができ光栄に思う。お互いの知識と経験を共有することは非常に意義深い」などと述べた。
3閣僚は会合後、今後の防災協力について具体化した共同声明に署名。声明には、衛星技術の利用や建物の耐震化推進に向けて協力のあり方を検討することや、気候変動に伴い増大が予想される災害への対応について情報や技術の共有を図ることなどを盛り込んだ。次回会合は2011年、中国で開く。
前原防災担当相は会見で「来年1月に28カ国によるアジア防災会議も神戸で開く」と表明。「アジア全体の防災協力も進めたい」と話した。