【ここから本文】
![神戸新聞[外部サイト]](http://www.jwn.ne.jp/images/img_press_kobe-np.gif)
2009年12月29日
西播磨地域の官公庁や多くの企業で28日、仕事納め式があった。8月の兵庫県西、北部豪雨で被災した佐用町の庵逧典章町長は「来年は復興元年。町民の先頭に立って頑張ってほしい」と職員を激励。4月以降、職員5人が逮捕され、不祥事が相次いだ姫路市では、石見利勝市長が強い口調で自戒を促した。
佐用町の仕事納め式は午後5時から、同町佐用、さよう文化情報センターであった。約400人の職員が出席。冒頭、庵逧町長の呼び掛けで水害犠牲者18人の冥福を祈って黙とうをし、なお行方の分からない2人が一日も早く見つかるよう願った。
庵逧町長は「多くの尊い命が失われるというつらい状況の中、みんなで協力して頑張ってきたことに感謝します」と職員の労をねぎらった。
さらに「復興への道のりはまだまだ遠い。全国の皆さんの温かい気持ちにこたえるためにも、一日も早く仲良く元気で明るい町に戻れるよう、頑張ってほしい」と続けた。
姫路市では、石見市長が職員約300人に訓示。「たくさんの不祥事が起き、市政の成果が水の泡になった。危機的状況で、市民に顔向けできない」と苦言。「市民に対して、恥ずかしいところがないか。公務員にもとることはないか。問題のある職員が周りにいないかをあらため、不祥事の連鎖を断ち切るように頑張ってもらいたい」と終始、厳しい表情で語った。(横部章夫、坂本 勝)