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2010年01月25日
自然災害の教訓を忘れず、日ごろの備えについて理解を深める「災害を語り継ぐシンポジウム」が24日、神戸市中央区の県看護協会ハーモニーホールで開かれた。地域防災のあり方をテーマにしたパネルディスカッションや、建築家の安藤忠雄さんによる講演があった。
神戸新聞社や県看護協会などの実行委が主催。パネル討議では、防災力を向上させる方策などについて、自主防災組織の代表者や看護師、研究者ら4人が活発に意見を交わした。
加古川市のマンションで防災組織の会長を務める大西賞典さんは「防災を特別な活動にせず、生活習慣に取り込むことが大切」とし、まずはあいさつ運動から取り組むことを提案。神戸赤十字病院の高田ゆかり看護師長は、阪神・淡路大震災時には日常と違う看護技術を求められたといい、「日ごろからさまざまな場面を想定して訓練を積む必要がある」と強調した。
また、安藤さんは「安全・安心のまちへ」と題して講演。震災直後の神戸の写真などを示しながら「一人一人が心に豊かさを求め、家族や地域が支え合う社会になってほしい」と話した。(田中陽一)