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栗駒山観光を本格再生 施設改修や集客策展開 岩手・宮城内陸地震河北新報[外部サイト]

2010年02月10日

 宮城県は新年度、2008年の岩手・宮城内陸地震で被災した栗駒山(1627メートル)のふもとの観光再生に乗り出す。栗原市の県有栗駒レストハウスの改修工事を始めるほか、集客キャンペーンを展開して全国に復興を発信し、激減した観光客を呼び戻す。

 新年度当初予算案に、栗駒山ろく観光再生支援事業費1億6400万円を盛り込む。
 栗原市のいわかがみ平にある栗駒レストハウスは、地震で壁や階段などに亀裂が入り営業を休止している。県道築館栗駒公園線は通行止めが続いているが、開通に備え改修を急ぐ。

 被災した温泉施設には金融機関と連携し、復旧費用を低利で貸し付ける融資制度を創設する。県と栗原市が利子補給も行って事業主の金利負担を減らし、温泉施設の早期再建を後押しする。

 観光キャンペーンでは旅行会社の担当者を招いたツアーを企画。観光パンフレット作製に一部助成し、旅行雑誌への記事掲載も働き掛ける。紅葉シーズンと重なる10~12月の「仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーン」との連動も図る。

 栗駒山・いわかがみ平の観光客数は、地震前の2007年は75万5800人だったが、地震のあった08年は8万1800人に激減した。

 県観光課は「地震後、初めて栗駒観光の再生に本格的に取り組む。道路の復旧状況などにも左右されるが、復興ぶりを全国に伝え紅葉シーズンのにぎわいを取り戻したい」と話している。

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