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2010年02月17日
兵庫県西、北部豪雨(2009年8月)で18人が死亡した佐用町内の遺族や弁護士らでつくる「災害事故を考える会」が16日、同町が設置した災害検証委員会に、避難勧告の発令など町の初動対応を厳正に検証するよう求め要望書を提出した。
要望書で、考える会は初動の問題点を4点指摘。
(1)なぜ防災計画に基づく初動体制を準備しなかったのか(2)町は「午後7時に災害対策本部設置」と公表しているが、職員招集は同7時半ごろからであり本部は十分に機能していたのか(3)避難所確保や避難経路の安全確認がない中での避難勧告は適切だったか(4)避難勧告発令を判断する河川情報が生かされておらず、勧告の遅れが犠牲を拡大させたのではないか-について、検証を求めた。
要望書は、考える会代表の小林武さん(68)=佐用町本郷=ら遺族2人が町の山田聖一復興担当理事に託した。
検証委は町が1月26日に設置。関西学院大災害復興制度研究所の室崎益輝所長ら専門家5人が委員を務める。(土井秀人)