【ここから本文】
![河北新報[外部サイト]](http://www.jwn.ne.jp/images/img_press_kahoku.gif)
2010年03月03日
宮城、岩手、秋田の3県にまたがる栗駒山(1627メートル)の7合目付近にある二つの温泉施設の職員や岩手県職員らが2日、冬季休業中の施設を訪れた。2008年6月の岩手・宮城内陸地震で通行止めになっていた岩手側の国道342号が5月末に開通することもあり、職員らは4月下旬の開業に向けて降雪で建物に被害がないか入念に調査した。
施設は、須川高原温泉(一関市)と栗駒山荘(秋田県東成瀬村)。両施設の職員のほか、NPO法人「栗駒山麓遊ゆうの会」のメンバーや岩手県一関総合支局土木部の職員ら約10人が雪上車に乗って、秋田県側から約1時間半かけて回った。
8合目付近の積雪は例年より少なめの約3メートル。濃霧で見通しがよくない中、職員らは雪囲いを外し、約4カ月ぶりに建物に入って内部を点検した。
両施設は秋田県側の国道342号が開通する4月28日に開業予定。岩手側の342号は5月30日に開通する。
須川高原温泉の佐藤賢一部長(61)は「地震以後2年間の入り込み客は8割減だった。念願だった岩手側の国道が開通する今年は地震以前のようなにぎわいを取り戻したい」と話した。